他宗教の葬儀に出席する場合のとるべき態度を教えてください。 仏教では焼香(抹香を親指、人差し指、中指でつまんで3回、香炉の火にパラパラと落として、合掌)をします。神道ではサカキを捧げ、2礼、2拍、1礼をします。 多くの参列者の前で違った方法を執ることはむつかしいですし、クリスチャンはどうすればよいでしょうか。 |
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教会でもお葬儀が執り行われ、祈り、讃美歌をうたい、聖書のみ言葉が読まれ、式辞が語られます。キリスト教信仰をもっておられない方も参列してくださり、故人をしのび、遺族近親に慰めを一緒に祈ってくださいます。 仏式であれ神道式であれ、私たちはそれを信じているわけではありません。しかし葬儀への参加の基本は、亡くなった方への哀悼と遺族に慰めを祈ることですから、その場にふさわしい方法で私たちもお送りしてはどうでしょうか。 ある牧師はお焼香をすると言い、他の方は遺影と遺族に深く頭を垂れて挨拶すると言います。 私の場合は遺影の前で手を組んで故人と遺族に神様の平安と祝福を祈ることにしています。形については各自信仰者として判断し、可能な限り遺族の思いに合わせてはどうでしょうか。 合わせると言っても、数珠は持たない主義のクリスチャンもいるようです。 |