ごあいさつ

 

 主の御名を賛美します。

 私どもは4月1日より、日本基督教団大宮前教会に赴任いたしました。本来ならば直接ご挨拶申し上げるべきところですが、コロナ禍のため書面でご挨拶させていただきます。

 わたしはモーセと共にいたように、あなたと共にいる。あなたを見放すことも、見捨てることもない。(ヨシュア記1:5b)

 モーセはそれからヨシュアを呼び寄せ、全イスラエルの前で彼に言った。「強く、また雄々しくあれ。あなたこそ、主が先祖たちに与えると誓われた土地にこの民を導き入れる者である。あなたが彼らにそれを受け継がせる。主御自身があなたに先立って行き、主御自身があなたと共におられる。主はあなたを見放すことも、見捨てられることもない。恐れてはならない。おののいてはならない。」(申命記31:7-8)

 これは今回の赴任に際して私たちに主から示され、またドイツの友人シューア夫妻より私たちに贈られた御言葉です(同封のカードも夫妻より頂きました)。

 モーセのようなカリスマ性のないヨシュアがイスラエルの民を導く後継者となり、目的地のカナンを望むヨルダン川の岸にいます。強大なカナンの住民とイスラエルの民を比べるとイスラエルの貧弱さは明らかです。「わたしにできるのか?」、「勝てる見込みはあるのか?」という思いがヨシュアの心によぎります。しかし、「モーセを通して与えたわたしの律法を昼も夜も思いこれを行うならば、わたしはあなたと共にいる、決して見捨てることはない」という、大いなる神様の約束が与えられます。そのように私たちクリスチャンは神の約束を信じて歩むものだ、というシューア夫妻から励ましのメッセージがありました。

 世界的なコロナウイルスの災いの下でも、祈りの連帯の中に私たちの主イエス・キリストの御名を賛美し、神様の約束の確かさを証ししてゆく奉仕ができればと願っています。

 皆様に神様の祝福と平安が豊かにありますよう祈ります。

 

 2021年6月 聖霊降臨節

〒168-0081東京都杉並区宮前2-22-18

日本基督教団 大宮前教会

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山本隆久&英美子