〈大宮前教会の沿革・位置〉
大宮前教会は、日本における最大のプロテスタント教派である「日本キリスト教団」(正式名:「日本基督教団」、所属教会:1700余)に属しています。
  
1927~1936年、東京赤坂にある霊南坂教会の信徒が、杉並区荻窪1丁目(現町名:南荻窪1丁目)の通称川南(かわみなみ)地区の自宅を開放してキリスト教の家庭集会「川南(カナン)の集い」を開催しました。
  
この「川南の集い」が中核となって新しい教会設立の機運が高まり、1936年現在地(杉並区大宮前2丁目619番地、現:杉並区宮前2丁目22番18号)に、米人建築家W.M.ヴォーリズの設計による針葉樹の梁を三角形に組み合せた重厚な教会堂が建築され、霊南坂教会の支教会としての大宮前教会がスタートし、現在に至っています。
 
 

 
 

所沢聖地霊園に教会の墓所があり、年に1回墓前礼拝をしています。

  
教会は荻窪と高井戸の中間、環八通りの外側に位置しています。[アクセス]をご覧ください。
   
  
「川南(かわみなみ)」は旧井荻村にあった字(あざ)。現在も交差点名、バス停名、郵便局名、遺跡名などに残っています。
 
「カナン」はパレスチナの古称。旧約聖書には「乳と蜜の流れる場所」と描写され、神がアブラハムの子孫に与えると約束した土地であることが記されています。
「川南」を「かなん」と読んで「カナンの集い」としたのです。

教会が設立された当時の町名は「大宮前」でした。詳しくはこちら

  
 2021年4月1日より 主任牧師;山本隆久、担任牧師:山本英美子が就任し、内田汎牧師は名誉牧師に就任しました。
〈山本隆久略歴〉 

1961年 名古屋生まれ
曹洞宗宗立 愛知高等学校卒、都留文科大学国文科卒、日本聖書神学校卒
ドイツ・ゲッティンゲン大学神学修士号取得
前任地
山梨県谷村教会伝道師、
山形県鶴岡教会主任牧師、
茨城県水戸中央教会主任牧師、
(在日インドネシア人教会・大洗ベツレヘム教会協力牧師)
2021年4月1日より 大宮前教会主任牧師

 
 〈山本英美子略歴〉
市川市生まれ、調布市に育つ

国際基督教大学高等学校卒、国際基督教大学 教養学部社会科学科卒、(アメリカ合衆国 カリフォルニア大学 デイビス校に交換留学)、聖書キリスト教会 東京神学校 牧会神学科卒Birmingham Theological Seminary  Master of Divinity取得

前任地

聖書キリスト教会 高田馬場教会(現・東京教会)牧師補
日本基督教団 水戸中央教会 担任教師
2021年4月1日より 大宮前教会担任牧師

 
〈内田汎名誉牧師略歴〉
 

1943年(昭18)年2月、朝鮮(京城)に生れ、横浜で育つ。
1967年3月      日本聖書神学校を卒業。
四国で30年(愛媛・三津教会、高知・芸西伝道所、高知・中村栄光教会)
千葉で14年(鎌ケ谷教会、冨里教会)
2011年4月より大宮前教会、現在にいたる。
 
名誉牧師より一言
イエス様は「群衆が飼い主のいない羊のように弱り果て、打ちひしがれているのを見て、深く憐れまれた」のでした。
聖書では哀れなものの代表として「羊飼いのいない羊」と言いますが、現代でも同じです。 
 
神様を知ることは、自分が分かることです。神様の救いを知ることは、自分の尊さが分かることです。自分をゴミ箱に捨てるように扱っていいのでしょうか。

私は大宮前教会を通してこのことがこの町に確立することを願っています。


名誉牧師  内田 汎(うちだ ひろし)
  
牧師に面会をご希望の方は、大歓迎ですが、予め電話でご連絡ください。